コラム

春はワクワク、でも家は意外とドキドキ? 〜防水工事と、ちょっと笑える春のお話〜

春になると、なんだか気持ちが前向きになりますよね。
寒い冬が終わり、桜が咲き、日差しもやわらかくなって、「よし、何か始めようかな」と思う季節。
人だけでなく、家にとっても春はとても大切なタイミングなんです。

…とはいえ、家はしゃべりません。
「ちょっとここ、しんどいんだけど」
「実は去年の雨、結構こたえたんだよね」
なんて言ってくれたらいいのですが、現実はそうはいきません。

特に春先、私たちがよくご相談を受けるのが防水工事に関することです。

春なのに、防水工事?と思われがちですが…

「防水って、梅雨前にやるものじゃないの?」
「雨漏りしてから考えればいいんじゃない?」

実はこの考え、あるあるです。
そして同時に、ちょっとだけ危険な考えでもあります。

防水というのは、雨を“止める工事”というより、
雨に負けない体力を家につけてあげる工事

人でいうと、
・風邪をひいてから病院に行く
・風邪をひかないように体調管理をする

この違いに近いです。

雨漏りが起きてからの防水工事は、
どうしても「応急処置+修理」になりがちで、
結果的に工事の範囲も費用も大きくなってしまうことがあります。

春は「家の健康診断」にぴったりな季節

春は、気温も安定し、工事もしやすい時期。
冬の寒さや、知らないうちに受けていた雨・風のダメージを確認するには最適です。

実際、春の点検でよく見つかるのが
・ベランダの防水のひび割れ
・屋上防水の膨れ
・外壁の細かいクラック
・コーキングの劣化

こういったものは、今すぐ雨漏りするわけではないけれど、
「このまま放っておくと、梅雨で一気に進行しますよ」という状態がほとんど。

人で言うなら、
「ちょっと血圧高めですね〜」
「今は大丈夫だけど、生活見直しましょうか」
そんな段階です。

防水工事って、実は地味。でもめちゃくちゃ大事

正直に言います。
防水工事って、見た目が劇的に変わる工事ではありません。

外壁塗装みたいに
「わあ、きれい!」
とはなりにくいです。

でも、家を長く守る主役級の工事なんです。

防水がきちんとしている家は、
・構造材が傷みにくい
・カビや腐食が起きにくい
・結果的に大きなリフォームが減る

つまり、家にとっては
「目立たないけど、めちゃくちゃ頼れる縁の下の力持ち」。

ちょうど、
クラスでは目立たないけど、
いないと困る学級委員みたいな存在です。(伝わります?笑)

春のうちにやっておくと、実は心もラク

春に防水点検や工事をしておくと、
梅雨の時期、雨音を聞きながら
「大丈夫かな…」
と天井を見上げる回数が減ります。

これ、意外と大事です。

雨の日に
・バケツを思い出す
・過去の雨漏りを思い出す
・ネットで「雨漏り 修理 高額」なんて検索してしまう

こうなると、心までジメジメします。

防水工事は、
家のためだけじゃなく、住んでいる人の安心のための工事でもあるんですね。

ちなみに…春あるある防水豆知識

ここでちょっとクスッと情報を。

春になると、
「昨日まで大丈夫だったのに、急にシミが…」
というご相談が増えます。

理由はシンプル。
冬に縮んでいた建材が、春の気温上昇で動き始めるから。

家も実は、
「よいしょ」
って動いてるんです(笑)

そのときに、弱っていた防水層やコーキングが
「もう無理です!」
とサインを出すことがあります。

家も人も、無理は禁物ですね。

最後に

春は、新しいことを始める季節。
模様替えをしたり、庭を整えたり、気持ちを切り替えたり。

その中に、
「家の防水、ちょっと見てもらおうかな」
を入れてもらえたら嬉しいです。

今すぐ工事をしなくても大丈夫なことも、正直にお伝えします。
「まだ大丈夫ですよ」
「これは来年でいいですね」
そんな話も含めて、防水のご相談です。

春のあたたかさと一緒に、
家にも安心を。
今年の梅雨を、ちょっと余裕をもって迎えませんか?