コラム
外壁塗装 屋根塗装 防水工事
家は変わっていない。でも、夏は変わった
「昔も夏は暑かったよ」
そんな言葉を耳にすることがあります。
たしかに、昔から夏は暑いものでした。セミの声、強い日差し、汗をかきながら食べるかき氷。夏らしい風景そのものは、今も昔も大きく変わっていないように見えます。
けれど最近、こんなふうに感じることはありませんか?
「朝からもう暑い」
「夜になっても気温が下がらない」
「2階へ上がると、空気がむわっとしている」
「エアコンをつけても、部屋がなかなか冷えない」
私たちが「昔より夏が厳しくなった」と感じるのは、単なる気のせいではありません。
気象庁によると、日本の年平均気温は長期的に100年あたり1.44℃の割合で上昇しています。また、夏の平均気温も上昇傾向にあり、猛暑日の日数も増えています。
では、ここで少し考えてみてください。
今のお家は、いつ建てられましたか?
10年前でしょうか。
15年前でしょうか。
それとも20年、30年以上前でしょうか。
お家が建てられた当時と比べて、夏の暑さは少しずつ変わっています。
人は暑さに合わせて、エアコンを買い替えたり、遮光カーテンを取り付けたり、便利な暑さ対策グッズを使ったりします。
ところが、お家そのものは簡単には変わりません。
建てられたときと同じ場所で、同じ屋根と外壁のまま、毎年少しずつ厳しくなる日差しを受け続けています。
家は変わっていない。
でも、家を取り巻く夏は変わっている。
そう考えると、最近感じる室内の暑さも納得できるのではないでしょうか。
お家は、日陰へ逃げることができません
私たちは暑ければ帽子をかぶったり、日傘を差したり、涼しい場所へ移動したりできます。
しかし、お家は一日中その場所に立ったままです。
特に屋根は、太陽に近く、日差しを直接受け続ける場所です。外壁も、方角によっては朝から夕方まで強い日差しにさらされます。
屋根や外壁が熱を持つと、その熱がすぐにすべて室内へ入るわけではありませんが、建物の構造や断熱性能などによっては、室内の暑さに影響することがあります。
とくに2階は、
「昼間にため込んだ熱が夜まで残っている」
「エアコンを止めると、すぐに暑くなる」
と感じやすい場所です。
もちろん、室内が暑くなる原因は一つではありません。
窓から入る日差し、風通し、断熱材、屋根裏の状態、エアコンの性能など、さまざまな条件が関係しています。
だからこそ、「部屋が暑い=塗装すれば解決する」と簡単に決めつけることはできません。
けれど、屋根や外壁も暑さの影響を受けているということは、知っておいて損はないと思います。
暑さは、人だけでなく塗装にも厳しいもの
強い紫外線を毎日浴びると、人の肌が日焼けしたり乾燥したりするように、屋根や外壁の塗膜も少しずつ影響を受けます。
新築時や塗り替え直後は、外壁の表面が雨や紫外線から建物を守っています。
しかし年月がたつにつれて、その力は徐々に弱くなっていきます。
外壁を見たときに、
色が以前より薄く見える
表面につやがなくなった
手で触ると白い粉が付く
小さなひび割れがある
コーキングに隙間や亀裂がある
このような変化があれば、塗膜が少しずつ疲れているサインかもしれません。
お家は言葉を話さないので、「そろそろ見てほしい」とは言ってくれません。
その代わり、色あせやひび割れといった小さな変化で、状態を知らせてくれています。
今の夏に合わせて、お家も変えていく
最近では、屋根や外壁の暑さ対策として、遮熱塗料が選ばれることも増えました。
遮熱塗料は、太陽光を反射し、屋根や外壁の表面温度の上昇を抑えることを目的とした塗料です。
ただし、遮熱塗料を使えば、どのお家でも同じように室温が下がるというわけではありません。
屋根材の種類、建物の形、断熱性能、色、日当たりなどによって、効果の感じ方は変わります。
また、外壁や屋根の状態によっては、暑さ対策より先に補修を優先したほうがよい場合もあります。
大切なのは、流行している塗料を選ぶことではなく、
「今のお家に、何が必要なのか」
をきちんと確認することです。
塗り替えの時期なのか。
補修が必要なのか。
遮熱塗料が向いているのか。
ほかの暑さ対策を考えたほうがよいのか。
お家ごとに答えは違います。
今年の夏は、お家のことを考えてみませんか?
普段は気に留めることの少ない屋根や外壁ですが、暑い時期だからこそ、今家を建てて何年経ったのか、前回の塗装からどのくらいたったのか思い出してください。
そして、少し離れた場所から外壁を見て、
「前より色が薄くなったかな」
「北側だけ汚れが目立つな」
「あのひび割れ、前からあったかな」
そんな小さな気づきが、お家を長持ちさせるきっかけになることがあります。
ただし、屋根の確認をご自身でするために、はしごへ上ったり屋根へ登ったりするのは危険です。
見えにくい場所や気になる部分は、無理をせず専門業者へ相談してください。
家は、建てられた日からずっと同じ場所で、家族を守り続けています。
雨の日も、風の日も、そして年々厳しくなる夏の日差しの中でも。
家は変わっていません。
でも、夏は少しずつ変わっています。
だからこそ、昔と同じお手入れではなく、今の気候と、今のお家の状態に合った方法を考えることが大切なのかもしれません。
株式会社PROTEXでは、屋根や外壁の状態を確認し、それぞれのお家に合ったご提案をしています。
「塗装するかどうかは、まだ決めていない」
「今のお家の状態だけ知りたい」
「遮熱塗料がうちにも合うのか聞いてみたい」
そんなご相談でも大丈夫です。
今年の夏は、ご自身の暑さ対策と一緒に、お家がどんな暑さに耐えているのかも少しだけ気にかけてみてくださいね。
この家と、ずっと...
株式会社PROTEX
